“是。”
怜一推开门,但没有进入房间,只是跪在门边,谦恭的样子。
“後院的事情,你知道吗?”
怜一没有回答,鹰司也不想说。
“你和月,到底是怎麽一回事!”
严厉的质问,鹰司怨恨自己,於是将怒火发泄在怜一的身上。
“月少爷表示,他对情爱之事有些兴趣,更对鹰司大人夜晚的行为有些兴趣。因为我曾经侍奉了大人,月少爷希望我能将大人夜晚做过的事情向他表演。”
怜一低头,小声地说着。
婉转而暧昧的说法。
“而後呢?”
“月少爷是个好学之人,他对任何未知的领域都有求学之心。我们之间……”
怜一的脸泛起红晕。
鹰司已经明白大半了。
“你把衣服脱下来。”
“……可是……”
有些吞吐,更证明了鹰司的推测。
“把衣服脱下来!”
“是。”
怜一的手落在腰际,解开带子,将衣服脱下了。
“背过身。”
依照鹰司的吩咐,怜一将身体背过。
背上全是字。
“梅の濃くも薄くも紅梅。
櫻の花びらおほきに、葉色こきが、枝ほそくて咲きたる。藤の花、しなひ長く色よく咲きたる、いとめでたし。卯の花は品おとりて何となけれど、咲く頃のをかしう、杜鵑のかげにかくるらんと思ふにいとをかし。祭のかへさに、紫野のわたり近きあやしの家ども、おどろなる垣根などに、いと白う咲きたるこそをかしけれ。青色のうへに白き單襲かづきたる、青朽葉などにかよひていとをかし。
四月のつごもり、五月のついたちなどのころほひ、橘の濃くあをきに、花のいとしろく咲きたるに、雨のふりたる翌朝などは、世になく心あるさまにをかし。花の中より、實のこがねの玉かと見えて、いみじくきはやかに見えたるなど、あさ露にぬれたる櫻にも劣らず、杜鵑のよすがとさへおもへばにや、猶更にいふべきにもあらず。
第46章
恋耽美